院政期の文化（基礎）｜高校地歴公民塾

院政期の文化

・浄土教の地方へ拡大（全国に広がる）
・地方に阿弥陀堂建築が増加

・中尊寺金色堂（岩手県）…奥州藤原氏（藤原清衡）が建立した阿弥陀堂

・『大鏡』：藤原氏の全盛期を批判的に叙述した歴史物語
・『今昔物語集』：説話集

※絵には大和絵を用いる

・『源氏物語絵巻』…『源氏物語』を描いた絵巻物
・『鳥獣戯画』…動物を擬人化して描いた絵巻物
・『伴大納言絵巻』…応天門の変を描いた絵巻物

・『扇面古写経』…扇形の紙に大和絵で当時の風俗を描き、これに経文を添えた
・厳島神社『平家納経』…平清盛が厳島神社に奉納した装飾経

・祭礼神事の芸能

・奈良時代に中国から伝来した散楽に由来
※庶民・貴族の間で流行

・民間の流行歌謡
・『梁塵秘抄』…後白河法皇が編集した流行歌謡集

漢字の読み方(タップで開きます)

１．建築
・中尊寺金色堂：ちゅうそんじこんじきどう
・奥州藤原氏：おうしゅうふじわらし
・藤原清衡：ふじわらのきよひら

２．文学
・大鏡：おおかがみ
・今昔物語集：こんじゃくものがたりしゅう

３．絵画
・絵巻物：えまきもの
・大和絵：やまとえ
・源氏物語絵巻：げんじものがたりえまき
・鳥獣戯画：ちょうじゅうぎが
・伴大納言絵巻：ばんだいなごんえまき
・装飾経：そうしょくきょう
・扇面古写経：せんめんこしゃきょう
・厳島神社平家納経：いつくしまじんじゃへいけのうきょう

４．芸能
・田楽：でんがく
・猿楽：さるがく
・今様：いまよう
・梁塵秘抄：りょうじんひしょう
・後白河法皇：ごしらかわほうおう