世界史

古代インド史

大まかな流れ

流れは、大まかに

・A.インダス文明:前2300年頃~前1800年頃
→B.アーリヤ人の侵入:前1500年頃~
→C.古代王朝:前4世紀~後7世紀

1.インダス文明

・前2300~前1800年頃
インダス川流域
インダス文字未解読
・遺跡:モエンジョ=ダーロモヘンジョ=ダロ)など

2.アーリヤ人の侵入

前1500年頃~

・インド西北部に侵入

前1000年頃~

・さらに東へ侵入:ガンジス川流域へ

ヴァルナ制:身分階層の発生
バラモンを頂点とする
 バラモン教の成立

3.都市国家の成長

・前6世紀頃、都市国家が数多く出現
マガダ国など

新しい宗教の展開

ⅰ.仏教
ガウタマ゠シッダールタ

ⅱ.ジャイナ教
ヴァルダマーナ

ⅲ.ウパニシャッド哲学
バラモン教の改革運動

4.統一王朝の変遷

マウリヤ朝

・前4世紀末(前317頃)~前180頃
・インド初の統一王朝
チャンドラグプタが建国
アショーカ王:最盛期の王。仏教に帰依 

クシャーナ朝

・1~3世紀
カニシカ王:最盛期の王
ローマと盛んに交易
ササン朝シャープール1世の攻撃を受けて衰退 

 ②´サータヴァーハナ朝

・前1世紀~後3世紀
・クシャーナ朝より南の領域に栄えた

グプタ朝

・320年頃~550年頃
チャンドラグプタ1世が建国
チャンドラグプタ2世のとき最盛期
 ※マウリヤ朝のチャンドラグプタとは別人なので注意

・騎馬遊牧民エフタルの侵入により滅亡 

ヴァルダナ朝

・7世紀初め~半ば
ハルシャ王ハルシャ=ヴァルダナ)が創始
 →その死後、衰退

※以降、インドは群雄割拠の混乱が続く(8~13世紀)


世界史にもどる