ざっくり日本史

明治時代の概略(基礎)

Ⅰ.明治時代の年代

1868年から1912年まで
※明治45年まで

Ⅱ.大まかな流れ

①1868年~1870年代
国内:各種の改革、自由民権運動、士族反乱
外交外交関係の樹立、領土の画定、条約改正交渉

②1880年代
国内激化事件、大日本帝国憲法の発布
外交朝鮮問題

③1890年代
国内初期議会
外交条約改正、日清戦争

④1900年代
国内桂園時代
外交日露戦争

明治時代の概略

※国内政治中心のまとめ

1.明治維新大日本帝国憲法の制定 ※1868~1889年

戊辰戦争

※1868~69年
鳥羽・伏見の戦い五稜郭の戦い

新政府の方針、枠組み

・1868年、五箇条の誓文五榜の掲示政体書

中央集権国家の成立

・1869年、版籍奉還
・1871年、廃藩置県

維新の三大改革

学制:1872年
徴兵令:1873年
地租改正:1873年~
→それぞれ反対一揆がおこる

自由民権運動

ⅰ.明治六年の政変1873年
征韓論争の結果、政府が分裂
板垣退助西郷隆盛らが下野

ⅱ.自由民権運動
・1874年、民撰議院設立の建白書の提出:板垣退助

ⅲ.自由民権運動の展開
・1880年、国会期成同盟の結成
・1881年、明治十四年の政変国会開設の勅諭

ⅳ.政党の結成
自由党板垣退助
立憲改進党
大隈重信

⑥士族反乱

・1877年、西南戦争西郷隆盛

激化事件

・1880年代に発生
秩父事件など

内閣制度の発足

・1885年、初代内閣総理大臣に伊藤博文が就任

憲法の制定

・1889年、大日本帝国憲法の発布

2.列強と対等の地位へ:対外戦争~条約改正 ※1890~1911年

①初期議会

※1890~94
・当初は政府と政党(民党)が対立
→日清戦争をきっかけに協力関係へ

②条約改正と対外戦争

・1894年、領事裁判権の撤廃に成功
・1894年、日清戦争
 →1895年、下関条約

・1900年、立憲政友会伊藤博文が中心

・1902年、日英同盟
・1904年、日露戦争
 →1905年、ポーツマス条約

・1910年、韓国併合

・1911年、条約改正:関税自主権の完全回復

桂園時代

・1901~13年、桂太郎西園寺公望が交互に首相を務める


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