世界史

ビザンツ帝国の盛衰

ビザンツ帝国の盛衰

0.ビザンツ帝国

※395~1453年
・東ローマ帝国の別称
・首都:コンスタンティノープル(旧ビザンティウム)

1.ユスティニアヌス大帝

・在位527~565
・ビザンツ帝国の最盛期を築く
・旧ローマ領を回復
・『ローマ法大全』の編纂
ハギア(セント)゠ソフィア聖堂の建立

2.領土の縮小

・7世紀、イスラーム勢力などの侵入

軍管区制テマ制)の実施

・ビザンツ帝国の領土をいくつかの軍管区(テマ)に分割し、司令官に軍事・行政権を委任
※そのもとで屯田兵制を実施
→勢力回復に成功

3.ローマ教会との対立

聖像禁止令

・726年、ビザンツ皇帝イオン3世が発布
 ※背景:イスラーム勢力の批判

・ローマ教会が反発し対立 

②教会の東西分裂

・1054年、互いに破門
 →東方教会:ギリシア正教会の成立
※西方教会はローマ=カトリック教会 

4.セルジューク朝の進出

※イスラーム化したトルコ人の王朝

①第1回十字軍

・11世紀後半、ビザンツ帝国から小アジアをうばう
→ビザンツ皇帝はローマ教皇ウルバヌス2世に救援要請
 ※第1回十字軍へ

ラテン帝国

・1204~1261年
第4回十字軍コンスタンティノープルを占領
ラテン帝国が成立、ビザンツ帝国の一時中断

※第4回十字軍:ローマ教皇インノケンティウス3世の提唱

5.ビザンツ帝国の滅亡

・1453年、オスマン帝国に滅ぼされる


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